大人のおもちゃより、子供のおもちゃのほうが難しい話 [プライベート]
僕の住んでいるところは、商店街の本当に近くだ。いや、商店街のようなものだ。そこは、今、流行りのシャッター商店街。アーケードまで完備されている。閑散として、ほとんど、一人通りが少ない。静かな、通路となっている。したがって、恰好の散歩コースだ。
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娘と歩いているとき、よく本屋にたちよる。そこ本屋は、敷地面積は四畳半くらいのスペース。扱っている種類は豊富とはいえない。
そして、いつも通って思うのだが、どのように生計を立てているのか不思議だ。他の客と出会ったことが今のところない。シャッター商店街の中にある唯一の本屋さんである。
Amazonや楽天などのECサイトで買える本しか扱っていない。メジャーな本ばかりだから、売れるものが常にある状態。本が平積みされているが、高さはほとんど変わらない。
そんな本屋の主人には、よくしてもらっている。いつも、子供の月刊誌、例えば、小学1年生とか、めばえなどの幼い子供たちが好みそうな雑誌の付録の残りだけをくれる。
実にありがたい。子供のほうは喜んでいる。親子ともども、ありがとうと主人にいって、自宅に戻る。
帰宅すると娘がせっせと、包装紙を雑に破り、組み立てを始めるが、まー、できない。
結局、組み立てに参加することになる。
しかし、付録のあまりをもらうものだから、本体のほうに作り方がのっており、設計図がない。
一つ一つの部品は設計図を見なくとも、なんとなく作れてしまうが、その部品をそれぞれ組み上げていく作業が実に困難を極める。
早くつくってよ〜と娘からせかされてストレスフルになるが、せっせと組んでははずし、こうでもないあーでもないと、頭をフル回転で使い、完成までもっていくことができた。
ただし、これであっているという確認は当然とれない。ぼくのスペックで3時間も要した。昼にもらって、作り始めて完成した時はもう夕方。
作った頃には、娘は違うおもちゃであそんでいた。
近頃の僕と娘の関係性を象徴する出来事だった。
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