目をつぶって観覧車に乗ったら、嫁を怒らせた話（下関 はい！からっと横丁編） [プライベート]
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GW中の僕。下関の唐戸市場、海響館の近くにある入場無料遊園地「はい！からっと横丁」に僕のファミリー小隊３名で入園。関門海峡を一望できる下関と対岸の北九州門司を一度に二度楽しめる絶景。海峡内には行き交う巨大タンカー、巨大コンテナ船が眼下に見えるまたとない景色。そんな素敵な場所にある観覧車。それに乗ることになった。
実は、僕、高所恐怖症だ。観覧車が一番うえに来た時、時計に例えると12時に来た時に、ストレスマックス。目を開けていられない。よせばいいのに、シースルー観覧車に乗ってしまった。上も下もスッケスッケ。まるで空中に浮いているようだった。海のそばだから海風で揺れる、揺れる。ほんと、揺れる想い体中感じた。
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この時は、時間がとても緩やかに過ぎるものだ。早く降りてくれ。景色よりも高所という命を失う危険と隣り合わせが、僕のストレススカウターを上昇させる。
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もちろん、僕の高所恐怖症の症状があることは嫁は知らない。だから、目をつむったらもったいないよ。目を開けないさいよって無神経な言葉を発射。目をつぶって乗る観覧車に意味がないことくらい、恐縮ですけど、世間の皆様も２秒でわかるクラス。
ファミリー小隊を率いた僕が高所がダメなんですとは言えず、強気な姿勢は崩せない。薄目で観覧車に乗車。時々、目を閉じて、嫁からの指摘には考え事をしているとか言って切り返す。
嫁と僕の攻防戦の中、長女は、唐戸市場のお菓子問屋で買った九州しょうゆ味のポテトチップスをもさぼっていた。
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