祭りには有村架純と行きたい！黒崎よさこい祭りに行ったら、おじさんがつまみ出された話

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僕と縁もゆかりもない黒崎よさこい祭りに行ってきた。黒崎は、北九州市の副都心で、ちょっした都会だ。しかし、平日の黒崎商店街は閑散としており、シャッター商店街という悩みを抱えている。今回その地で、よさこい祭りが開かれたのだが、昨年は踊り子1200人、観客は5万人も来たそうな。今年はそれを上回る勢いらしい。地域活性化の一つの方法としていい取組だと思う。


踊り子さんは若い方が中心で、魅力的だ。化粧しているから中には「ん？」という人もいたが、あのよさこいの舞は見ごたえ十分。

さて、今回気になったのは、よさこい踊りのステージの横でおじさんが見様見真似で踊っているのを発見。最初は遠慮気味に踊っていた。しだいに気分が良くなったのか、振りはあっていなかったが、リズム感、切れともに申し分ないほど踊り始めたのだ。

ステージの横で踊っとけばいいものの、気持ちがエスカレートしたのだろう。だんだん、観客席の隅の方までやってきて、しまいには、観客席を背にして、高揚した踊りを披露したのだ。僕らからしたら、おじさんの背中しか見えない状態だ。

おじさんの背中をみると、今までトコトンついてきてない人生を送ってきたような切なさを感じた。この踊っている時だけ、世間の注目と光を浴びれる唯一の場所だったんだろう。刹那の喜びを十分に味わったに違いない。

観客席が次第にざわざわしてきた。おじさんのヘンテコダンスが、誰の目にも止まりだした。

僕は心の中で叫んだ。おじさん早く逃げて！　一瞬でもおじさんの光が当たるシーンを世間が認識したよ。今まで、辛い人生歩んできたんだよね。これからの先の行く末も不安でたまらないだろうね。だから、今を生きてるその姿に哀しみをかんじたよ。だから、早くお逃げなって・・・。

そう思って見守っていた矢先、大会関係者と思しき、腕っぷしの強い男二人に取り押さえられ、会場からつまみだされた。僕の耳には、中島みゆきの「世情」が流れていた♪

大銀幕 [ 中島みゆき ]

おじさんの未来が光が満ち満ちますように…。

さて、お祭りシーズンがやってくる。夏ってそんな時期になる。花火大会を中心としてさまざま開催される。そんなお祭りに可憐に咲く花のような有村架純と手をつないでいっている妄想をした。

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タグ：有村架純 ビリギャル 中島みゆき 世情 黒崎よさこい祭り よさこい よさこい祭り おじさん 取り押さえられる。