えっ！？　電車の中で、長財布をわたされた!：うたたね新聞：So-netブログ

	ブログをはじめるログイン

2015年06月05日のつぶやき 201..｜2015年06月06日のつぶやき 201.. ブログトップ

えっ！？　電車の中で、長財布をわたされた!　[珍事件] [編集]

スポンサードリンク

いつも通りの時間に置き、いつも通りに洗面台に行き、整容。鏡をみると昔は冴えていた顔面とご対面。水しぶきがはじかないが、しみこみは良い。眼球は充血しているととらえることもできるが、血行がよいことにしておこう。

だらしない髪の毛は、毎朝、シャワーをするから、それなりきっちり、さっぱりする。どこなくさびしい気もするが・・・。

朝食は、味噌汁。久しぶりに飲んだ。今日は、肌寒いこともあって、味噌汁が朝食についていた。やるときはやる嫁。しかし、どことなく、機嫌がわるい。味噌汁を褒めることなく、嫁に関わることなく、今日はやり過ごそう。

いつも運搬されるＪＲに乗りこみ、いつものように発車すると思われた。そこで、隣の男子から声をかけられた。御年、23～25歳。若者だ。若さは良い。もう手に入らない。

若者よりもなにかできるのではないかと期待感だけはありありだ。その若者に声をかけられた。えっ？なんですか？って当然、そうなる。

見知らぬ顔の若者。若者から「財布を落としていませんか」と見たこともない長財布をみせられた。

ここで、人間は迷いが生じるものだ。はいそうですと、どんだけ答えたかったか。このまま手にいれることができれば、うふふと邪な考えが脳内に充満。財布の中にはおいくら万円ぐらいはいっているのか。

その財布を受けとり、僕がそのまま拝借するのではなく、警察に届ける方法もあった。いわゆるこれが邪な（よこしまな）考えてある。

でも、聖なる心が上回った。よかった。正直ものだよ。正直。その財布は僕の隣の人のものであったことが分かった。はい、僕のです。といったら、大変なことになっていただろう。

正直者はお天道様がみている。きっとあとでいいことがあるだろう。そう信じたい。