メモ魔は、記憶が定着しない研究結果があるそうな…。 [書籍]
※MIKA☆RIKA
「ほとんど記憶のない女」って図書館で見かけた。タイトルを見た瞬間、僕のことを言われているのかと思った。
仕事を中心として、人から言われたことはすぐメモを取る習慣がすっかりできており、癖となっている。当たり前のことだが、そのメモを見ても何のことを書いたのか、メモをどこに置いたのかすら忘れることがしばしばみられるようになった。
そのたびに、がっかりすることもある。メモを取っていて意味が分からない内容で特に重要なものでなければよいが、と不安がよぎることがある。
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ところで、カナダのある大学で、メモに関する研究が行われた。トランプの神経衰弱というゲームを実施。配置などメモをとった学生と、とらなかった学生との記憶の差について研究したもの。
メモをとった学生のメモは没収される条件下で差をしらべたところ、メモを取らなかった学生の方が成績が良かったとの結果がでたのだ。
いわゆるトランプの配置という情報をメモという外部記憶に頼ることによって、自分の記憶として取り込みにくくなったとみられるそうだ。
メモがあるから大丈夫という安心感からか、実際の脳自体に記憶を刻んでいないことのようだ。
メモ魔をやめる気はないが、メモがあるから安心という気持ちを考え直すいいきっかけとなった。
さて、「ほとんど記憶のない女」って本の書評を書いてみた。続きは後半で…。
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ほとんどの文章には、明確な主語がなく、わずか数行の超短篇から私小説・旅行記まで、知的で奇妙な51の傑作短篇集となっている。収められた51の物語は、数行のものから数十ページまで及ぶ長さのもの、長さも文体もばらばらで、不思議な雰囲気をもっている作品だ。続きはぜひ本でお試しを…。
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タグ:ほとんど記憶のない女
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