新社会人 目の輝きが違う! [仕事]
健全な組織の姿というものを思い浮かべてみる。頭に浮かんだのは、活力があって、部門や階層を超えて助け合っている組織の姿である。そこには結束力があるし、何より希望がある。
では、健全でない組織の姿とは、どんなものか。不満やグチが渦巻いていて、誰もが疲弊しているそんな組織だ。そこには夢も希望も感じられない。
部署を回る中で見た目はよく似ていても、組織の健全性というものを意識してみると、その違いに愕然とさせられる。同じような規模、同じような事業、同じような業務、同じような組織であるのに、何故これほど雰囲気が違うのか。
『それはやっぱり、人間関係の問題でしょう。リーダーの性格、またメンバーの中に協調性のない人や、仕事をサボる人がいる』そんな声が聞こえてきそうだ。でも、そうじゃない。人間関係に対立がなく、みんな仲良しであること、リーダーの性格が温厚であることと、組織の健全さには何の関係もない。
少し遠まわしに言うと、リーダーがある重要なことを知っているか知らないかの違いである。
続きは後半で・・・。
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では、重要なこととは何か。それは、リーダーが、話し合いの重要性を知っているかどうかだと思う。話し合いとは、問題解決のための合意形成のことである。
不満やグチが渦巻いている組織には、話し合いの場がないのだ。要するに日々噴出する問題や課題に対して、解決方法をみんなで考えて、合意形成を図るという作業がないのだ。合意形成がないというのは本当に危険だ。力の強い人の意見だけが通って、納得したような顔をしているメンバーたちは実は不満だらけとなってしまう。話し合いによる自由闊達な意見交換は、価値観を認め合う姿勢、お互いを支えあう姿勢、やる気、働き甲斐、さらには経営参画意識をも生み出す。
先日、就職内定者いわゆる新社会人との懇親会があったが、皆希望に満ちた眼の輝きが感じられた。
あの輝きを取り戻したい。
初心忘れるべからず・・・。
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